YOMOYAMA STORY介護よもやま話のご案内

愛コムネットの代表 髙鹿真杉が「タウンニュース」

代表の髙鹿真杉が、毎月「タウンニュース」で、
介護にまつわる日々の気づき、さまざまな話題を、
連載エッセイ『高鹿真杉の介護よもやま話』として執筆しています。ぜひご覧ください。

高鹿真杉の介護よもやま話 「腸が元気になる!」 第264(2024年 6月掲載)

腸が元気になる!

腸の働きは消化吸収だけではない。体内の免疫細胞の70%は腸にあるといわれる。腸内環境を整えて消化吸収はもちろん、血液の質を良くして、免疫細胞をたくさん作ってもらって体調を整えていきましょう。

整った腸内環境で質の良い血液が身体を巡り、代謝が上がるから肌の調子がいい。免疫機能が上がり風邪をひきにくくなる。腸の健康は身体の健康維持や美容に直接結び付く。

食べるものが身体を作る。内側からのケアが大切。腸活のまず1歩。身体を動かす事も大切。内と外から、両方のケアが大切となる。

朝起きてすぐにコップ1杯の水を飲む。休んでいる腸を動かそう。水は一気に飲む事がポイント。腸に刺激を与え、「おはよう」のあいさつをしよう。

食事は規則正しく摂る。朝、水を飲んで目覚めた腸に朝食を摂って、仕事モードになってもらいましょう。蠕動運動が活発になる。朝食を抜くのはNG。腸の働きが悪くなる。発酵食品、食物繊維を摂るのもいい。

外側からのストレッチも効果的。水を飲んで目覚めた腸をストレッチ等で動かす。まずは2週間くらい続けてみよう。変化が分かるかもしれない。

高鹿真杉の介護よもやま話 「太り過ぎに注意しよう」 第263(2024年 5月掲載)

太り過ぎには注意しよう

薄着になると体形が気になる。去年来た夏服がキツい。太ったつもりはない。でも、着られない服がある。

適正体重は体格や体質の差はあるが、身長と体重から計算するBMIという体格指数がある。身長に対し重すぎる状態のことを肥満という。BMIが25を超えると肥満、35以上で高度肥満とされる。

皮下脂肪型肥満「洋なし型」、内臓脂肪型肥満「リンゴ型」と大きく分けられる。どちらも健康のためには肥満は避けたい。特に内臓脂肪型には生活習慣病のリスクがあり、要注意だ。

内臓脂肪が付くと、血液中の脂質が多くなり、脂質異常症を起こしたり、血糖値が高くなったりする。さらに血圧が高いとなると、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなる。

肥満も脂質異常症も、高血糖も、高血圧も自覚症状はない。痛いとか、苦しいとかもなく、昨日までピンピンしていた人が急に倒れることもよくある。

これからの季節、脱水も加わり、更にリスクは高くなる。たかが肥満、されど肥満。大きな病気になる前に、肥満解消、生活習慣病の予防に目を向けよう。

高鹿真杉の介護よもやま話 「フレイルって?」 第262(2024年 4月掲載)

フレイルって何?

温かくなり、外に出ると気持ちがいい季節。重いコート脱いで、出かけませんか?でも、なんか、身体が重い。冬の間、出歩くことが少なかったから、体力がなくなってしまった。

フレイルとは、加齢や疾患によって身体的・精神的なさまざまな機能が徐々に衰え、心身のストレスに脆弱になった状態。フレイルの改善や更なる悪化の予防は非常に重要な課題である。

原因は身体・心や認知・社会性の3点。身体面では運動機能が低下し衰える。日常生活の動作に支障をきたす。心、認知面は加齢に伴う認知機能低下、抑うつ状態等。家事や買い物等で適切な行動や判断が出来なくなる。社会的に孤立しがちになり、引きこもりや孤食などの社会性の面も原因。これらは別々にあるのではなく、それぞれが相互に関わり合う。

フレイルの進行の後ろには、脳梗塞、心不全、腎機能低下など思わぬ病気が隠れている事もある。

筋力低下の予防のためにリハビリを行い、栄養バランスの摂れた食事、適度な運動の習慣、ボランティア活動などの社会参加を上手く取り入れて生活をしていく事が大切である。

高鹿真杉の介護よもやま話 「春は花盛り」 第261(2024年 3月掲載)

春は花盛り

3月も半ばになると、やはり気になるのが桜の開花予想。今年は早い時期に気温が上がったので速くなるかと思ったが、満開になるのは今月末のようだ。コロナでしばらく花見も延期していたが、今年はデイサービスの皆でお花見に行けるだろうか。

デイサービスの送迎の車からも多くの花が見られる。梅はなかなか咲かなかったが、咲いたと思ったらすぐに見かけなくなった。ボケが可愛い花を咲かせた。

桜の前に、そろそろこぶしの白い花が咲き始めた。こぶしとよく似たモクレンも早々に開き始める。近隣に多く咲いているのはモクレンの花が多い。モクレンは紫やピンクの花がある。白はハクモクレン、サクラモクレンもあるらしい。こぶしは白い花。双方ともモクレン科だ。花の違いは大きさ。モクレンの方が大きい。こぶしの花びらは6枚、モクレンは9枚。周り3枚を萼とする説もあった。モクレンが先に咲く。こぶしの方が先だと思っていた。

いつも通っている道、周りの景色が変わっていくこの季節、ゆっくりと見回して、楽しむのもいいものだ。

高鹿真杉の介護よもやま話 「お風呂に入ることで」 第260(2024年 2月掲載)

お風呂に入ることで

シャワーだけという人が増えている。掃除が大変だったり、一人では心配だったり。だからシャワーだけですましてしまう。お湯は張るがサット流して出てくる。でも、おふろに入るといいことがいろいろある。

温熱作用で血液の循環が良くなり血行が良くなる。からだに酸素と栄養が行き届く。老廃物が排出。

ゆっくりぬるめのお湯に入ると副交感神経が働き、リラックスできる。睡眠効果が期待できる。身体が軽くなる。浮力の作用。今日頑張った足腰を休ませるには最高。ストレス解消にもなる。

気にいった入浴剤を使う。最近は沢山の種類があり、すきな温泉の元など利用するのも楽しい。芳香効果も期待できる。香りが身体を休ませてくれる。

入浴前水を飲むか尋ねると、「入浴後に飲む」。風呂上がりの1杯のビールは最高だ。脱水には十分注意する必要がある。10分程度の入浴では800mlの水分が失われたという。3%の水分が失われると身体に変調を来す。十分に対策をして、効果の出る入浴を楽しみたいものだ。

高鹿真杉の介護よもやま話 「歩く」を考える 第259(2024年 1月掲載)

「歩く」を考える

足について考えて見よう。体力をつけて、筋力を付けてと良く言われる。私たちもサロンド鹿鳴館で毎日のように言っている。私たちの身体を支えているのは足だ。足がしっかりと大地を踏みしめていないと、歩く事ができない。

リハビリをしようと誘う。「毎日歩いているから大丈夫。」そんな答えが返ってくる。でも、膝や腰が痛くて思うように歩けなくなった、と言う人も多い。それでも「歩かないといけない」と口を揃えて言う。

歩くことはとても大切である。外に出かける事が更に大切。しかし、歩くために、まず足を見直そう。足のアーチは」歩く」ためにある。そのアーチはどうだろう。足の耐用年数は50年。あら、大変。私たちは「100歳まで自分の足で歩こう!!」と頑張っている。いや、見直してみると、50歳くらいから足のアーチが崩れてくるということ。如何にアーチが大切であるかが分かる。3つのアーチを確認してみよう。1.外側の縦のアーチ。かかとと小指に伸びるアーチ。2.内側の縦アーチ。かかとと親指の付け根を縦に伸びるアーチ。3.4本にユ瓶の付け根を結ぶ横に伸びるアーチ。

土踏まずによって立体的になっている足。このアーチが崩れると歩行困難の原因になる。足から足首、膝、股関節、そして腰痛。上にどんどん負担が掛かってくる。足に合った靴を探して、まず、「歩く」ために「足」を見直してみよう。

高鹿真杉の介護よもやま話 「重ね着」が温かい? 第258(2023年12月掲載)

重ね着が温かい?

環境省が、地球温暖化防止、省エネ、経済的なメリットから暖房時の室温が20℃でも快適な暮らし方、ウォームビズを推奨している。冬に、暖房に頼らず、衣服で調整して快適に過ごしていたい。

寒い時期はつい、重ね着をする。サロンド鹿鳴館にも服を何枚も重ねて来る人も多くなる。たくさん着ると温かく過ごせるのだろうか?

重ね着のしすぎは必ずしも防寒対策になっているわけ絵はない。重ね着の放熱量を調べた実験がある。一定の枚数を超すと、反って放熱量が増えていくという。下着、1枚重ね。4枚までは押さえられるが、それを越すと増えていく。布の厚さなどにもよるが、たくさん着ればいいというものでもないようだ。服を着て温かいのは、身体から出ていく熱を外に逃がさないから。いかに、着るもので保温をするかが大切なようだ。からだと衣服の間にできる動かない空気。素材では綿、ダウンなど。静止空気をたくさん含み素材自体の温かさを生み出す。機能性インナーなどは、薄手でも温かい。天然素材などは汗を掻いたときに一気に寒さを感じてしまうので、速乾性があり、温かさをキープできる機能性インナーは効果的。

寒暖差が激しい最近は、うまく組み合わせて、快適な毎日を過ごしましょう。

高鹿真杉の介護よもやま話 「季節の変わり目」 第256回(2023年10月掲載)

季節の変わり目に思うこと

朝晩は秋めいた風が冷たく感じる。いつまで続くと思うくらいの暑さがやっと落ち着いたのかな。まだまだに中の暑さは続いているようだ。週末になると雨が降り、急激に気温が下がる。掃除、洗濯、買い物。気持ちいい今の季節にやりたいと思うことができない。せっかくの週末にガッカリする事が続く。今回の週末もやっぱり雨。次の「週末の予定」も芳しくない。こんな事を繰り返して世界は色づいていくのだろうか。

今年の紅葉はどうだろう。寒暖差が色づく葉っぱに大きく影響しているという。たしか去年はあまり綺麗に色づかなかったように覚えているが。

日本には四季がある。それぞれに特徴があり、楽しませてくれる。異常気象と言われているが、すっかり四季の表情が変わってしまったようだ。夏の暑さを凌がせてくれた夕立は、ゲリラ豪雨に変わった。線状降水帯という豪雨が続く。真夏に雹が降った。これから急に寒くなるのだろうか。

最近は朝夕の寒暖差が大きい。寒暖差疲労という症状もあるそうだ。着る物を選ぶのも困ってしまう。日中はまだまだ暑さが続く。朝晩の冷え込みに、羽織るもを持ち歩くようにしている。すっかりタンスの中を冬物にする事も考えてしまう。衣替えの風習は平安時代に始り、室町時代~江戸時代と四季に併せて衣服を変える習慣が定着したそうだ。でも、「衣替え」という言葉は、今でも生きているのだろうか?

高鹿真杉の介護よもやま話 「介護サービス情報の公表制度」 第257回(2023年11月掲載)

介護サービス情報の公表制度

この制度は平成18年4月に介護保険法に基づき施工された。当時介護保険が広がり多くの民間事業所が参入。サービス事業所を選択するための客観的な情報がなかった。介護保険の基本理念である「利用者によるサービス選択」を現場レベルで実現するために情報公表制度が創設された。

また、介護保険の基本理念である「利用者本位」「高齢者の自立支援」「利用者による選択(自己決定)」をサービス利用に当たって保証するためにできた「情報公表制度」の目的は利用者が介護サービス事業所を選択するための支援をする仕組みである。

事業所に訪問調査員が来る。公表のために資料を集め、提示する。必要項目に該当する仕組みがあるかないか、事業所内に周知するマニュアルがあるかないか。また、研修を行い、報告書が存在するか。そういった仕組みが組織として存在するかどうか。結果はWEBサイトに載る。

介護保険法において重要なテーマについて、事業所がしっかりと業務として行っているかを調査し、公表する仕組み。

今年はサロンド鹿鳴館と愛コムネットの居宅介護支援が調査に該当する。来月の調査に向けて、しばらくは書類を集めて、整理することになる。

高鹿真杉の介護よもやま話 「髪も秋バテ?」 第255回(2023年9月掲載)

秋バテ?

まだまだ暑い日が続く。10月迄続くという暑さ。台風や、線状降水帯による大雨。ゲリラ豪雨と言ったのは何年か前のことだ。珍しく停電があった。突然照明が消えた。サロンド鹿鳴館では一瞬だったが、とうきゅうは数時間続いたという。3.11の計画停電以来ではないだろうか。

日差しもかなりつよく、紫外線を気にした人も多いだろう。もちろん顔には日焼け止めは必須。でも、髪の毛は気にしていなかった。美容院で、「日焼け止めスプレー、しておきますね」といわれ、「あれ?髪の毛にも必要なの?」と聞いた。夏の強い紫外線は、頭皮の炎症、頭皮と髪の乾燥、ごわつきなどの原因。そういえば抜け毛が多いように思う。今年は髪を長くしている事もあるのか、フローリングに落ちている髪の毛が気になっていた。

頭皮にはダメージを防ぐバリアが有、乾燥が続いたことで低下する。その結果刺激に敏感になり、炎症が起こる。秋になると夏のダメージを続けて受けたこんなトラブルが出やすくなる。髪の毛や頭皮も秋バテする。まずは暑い季節に予防をすることが大切。帽子や日傘などをうまく使い、頭皮や髪の毛用の紫外線ケア商品を選んで使おう。

抜け毛でボリュームがなくなるのも気になる。原因が加齢であることはしかたがないが、毛母細胞がヘアサイクルを繰り返しているので、栄養や睡眠を考えよう。元気な髪は若々しく見せてくれる。

高鹿真杉の介護よもやま話 「今年の夏まつり!」 第254回(2023年8月掲載)

今年の「なつまつり!!」

緑公会堂で今年も「鹿鳴館フォーラム2023」を開催する。今年は、特に、たくさん笑ってもらおうと、楽しい企画を揃えている。コロナ禍で3年、マスクを着けて、家にこもって、じっとしている日々。そんな中で、皆さんの体力も笑顔もどんどんなくなってきてしまい、こんなはずじゃなかったと感じる。

今年、やっと元の生活に戻れる・・・と思っていたら、あらあら・・・上手く動けない、しゃべれない、笑えない。そんな事を感じていないだろうか?

マスクの自粛生活って、知らないうちに、徐々に穏やかに私たちの体を弱くしていったようだ。なんと肌にも影響があるらしい。外に出て強い日差しにあたる。4年ぶり。肌が驚き、湿疹などトラブルが出ているという。

誤嚥性肺炎も多い。マスクをして喋ることを控えていたためだろうか。声を出すこと、笑うことが大切だと改めて思う。

とにかく、暑い夏がまだ続く。頑張っている皆さんのために、今年は思いっきり笑ってもらおうと企画した夏まつり。音楽や歌のプログラムに加え、「えがお寄席」と題して、皆さんの大好きなマジック、そして「落語」。たのしい1日を皆さんに贈りたい。一緒に楽しい1日を過ごしましょう!

高鹿真杉の介護よもやま話 「ハンドペイン」 第252回(2023年7月掲載)

年齢が出やすい「手」

先月白内障手術を終えた。両眼とも順調で、スッキリと視界が開けた。いろんなものが良く見えるようになる。白内障手術の効果は、人それぞれ感じ方が違うのか、「良く見えるようになった」「ほとんど変わらない」など意見は様々。症状の進行程度にもよるし、元々の視力にもよるのだろう。私の場合、元々視力は悪くなかった。術後の検査で両眼1.5の結果をもらった。看護師が「私より良く見える!」と笑った。とにかく、明るくなり、色々良く見えるようになった。

すぐに目に入ったのが自分の「手」。こんなにカサカサして、血管が浮いてきている。鏡で顔を見ると、しみやしわが気になる。年齢を改めて感じた。白内障手術の病棟では「まだ若いから・・・」といわれ、苦笑いをしていたが、手入れをおろそかにしていた分、肌は正直だ。

手は特に年齢が出やすいという。家事や仕事、常に毎日使っている。手入れをサボってしまうと、ダメージは更に大きくなる。コロナ禍の3年、1日に何度手を洗ったか。そして消毒。また、紫外線や埃の影響も受けやすい。手は顔より皮脂腺が少なく皮脂が出にくい。乾燥を招きやすい。お手入れをまめにする必要がある。年齢とともに体内で合成されるコラーゲン量が減少する。手の甲のコラーゲン量も減る。弾力が失われやすい。結果として血管や筋が浮き出て目立ってしまう。これを「ハンドペイン」と呼ぶ。

出来るだけ綺麗な手を維持するために普段から意識して手入れを行いましょう。

保湿に欠かせないハンドクリーム。乾燥、角質、シミなど、気になる事に有効に作用する成分を選んでみましょう。ハンドマッサージやツボ押し。空き時間に簡単にできるので続けやすい。テレビを見ながら、お風呂の中など、すき間時間に出来る。

高鹿真杉の介護よもやま話 「白内障手術」 第252回(2023年6月掲載)

白内障は、加齢などににより目の中のレンズの役割をする水晶体が濁ってしまって、次第に見えにくくなる目の病気。多くは加齢によって怒る。早ければ40歳代から発症する。80歳代になるとほとんど症状が現れる。白内障は薬等で完全に予防はできない。原因はほとんどが加齢という。進行した白内障の治療は手術しかない。濁ってしまった水晶体を取り除き、かわりに眼内レンズを挿入する。
手術手技と医療機器の進歩や衛生管理ガス済み、手術後の合併症や、炎症の発生も少ない。最近は日帰りでも行われている。安心、安全な手術として行われている。
白内障と言われたのは3年位前だろうか?何となく見えづらくなって眼科を受診した。もともと紫外線に弱く、乱視も強かったのであまり気にならなかった。予防ということで目薬が処方された。改善する事もなく、でも目立った進行もなかったのでそのまま維持していた。やはり手術となると切っ掛けが必要。7月に娘の結婚式があり、それがいいチャンス。今年になり受診をして手術を決めた。
目の手術なので、恐らく局所麻酔、目は開けたまま?何となく不安がある。周りのご利用者様も「私もやったわ!」という方も多い。利いてみると、なかなか記憶にない様子。あっという間だった。すぐに終わるから大丈夫。そう言われ、励まされた。
リクライニングの椅子に座り、麻酔薬という点眼薬をいっぱい挿された。ものすごいライトに照らされて、目を開けられた。耳は良く聞こえるので、周りで行われていることの想像がつく。反って怖い。ライティングは終始続く。まるでライブの様。エメラルドグリーンの綺麗なライト。黄色やピンク。紫っぽい色もあった。幻想的な空間。
終わってみると、ベッドを出てから30分程度経過。ほんとうにすぐ終わった。でも、凄く長い30分だった。
左目が終わり、周りがとても白くみえる。次は右目。もっと良く見える様になるのを期待している。

高鹿真杉の介護よもやま話 「紫外線対策できていますか」 第251回(2023年5月掲載)

暑かったり寒かったり気温の変化が激しい日が続いている。朝晩の温度の差で体調を崩す。こんな季節は何を着たらいいか迷ってしまう。朝布団から出た時は特に肌寒さを感じる。1枚羽織ることも面倒くさがらずにやってほしい。
お日さまがさしてくると、5月の太陽がとても強く感じる。朝あんなに涼しかったのに、寒かったのにと思うが、じりじりと肌に痛いように感じる。この頃の紫外線はとても強い。
とは言っても、太陽光を浴びると骨に大切なビタミンDが作られるので、外に出ることはお勧め。日焼けに注意して気持ちのいいこの季節には外出はおすすめ。コロナの影響で3年間ほとんど出かけなかった人も多いと思う。少しずつ無理をせずに外に出て行きたい。
日差しが強くなってきたなと思うと、紫外線対策はもう遅いと言われる。暖かくなった頃のお出掛けには特に念入りに日焼け止めに気をつけよう。日傘を差す、長袖を着るといったように肌を出さない。また、日差しが強い時間帯、10時から14時頃の外出は控える。そんな工夫も大切。実はあらゆる角度からさしてくる紫外線。地面の照り返し、建物からの反射。いたる所から肌にダメージを与える。日焼け止めをむらなく塗ることも大切。
歳を重ねるとしみができる速度が増す。それはできるだけ避けたい。

高鹿真杉の介護よもやま話 「疲れていませんか」 第250回(2023年4月掲載)

最近、疲れやすい、だるくてやる気が起きないなんてことがないだろうか。気温の変化が激しいからとか、冬から春になる季節の変わり目だからとか思ってもみる。もちろんそれもあるだろう。体の疲れはじつは腎臓が疲れていることに関係する。腎臓が疲れが身体の疲れを引き起こす。体内に溜まった「酸」が疲れの原因。腎臓が体内のいらないものを尿として排出する。そして身体のアルカリ性酸性のバランズを調整する。体内の細胞が活動し酸が作られる。それが尿として排出、血液が中性に近い弱アルカリ性に保たれる。腎臓が疲れると機能が衰え、酸が排出されなくなる。それが疲れの大きな原因となる。酸化した血液はドロドロになり、活動に必要な酸素や栄養素が届けられなくなる。さらに末端が冷え、免疫力も低下する。そのために疲れやだるさを感じる。
免疫力が低下するのは加齢によってだけではなく、血行不良によってもおこってくる。ドロドロになった血液は免疫細胞を身体に届けられない。免疫力が下がると風邪を引きやすくなる、ウィルスに感染しやすくなる。病気が治りにくくなる。またなかなか疲れが取れない、アレルギーが悪化する。血行不良で体温が下がると免疫細胞のエネルギー源の酵素の働きも弱くなる。
だからこそ腎臓の疲れを取ることは大切だ。生活習慣や食生活を見直し、腎臓に負担を掛けない。水分も十分に摂る。おへその両脇をさするようにマッサージも効果的。

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