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高鹿真杉の介護よもやま話 「唾液のはたらき」 第272(2025年2月掲載)

2026年05月05日

 唾液のはたらき

乾燥注意報が続いている。太陽の暖かさはうれしいが、からからの空気にはまいってしまう。湿度計が20%台ということも珍しくない。加湿をすると、窓に結露がつく。うまくいかないものだ。

身体もどんどん乾燥してしまう。脱水は夏の話だと思っていないだろうか?暑い夏は汗をかいて水分が失われる。寒い時期は乾燥。乾燥は免疫力の低下を引き起こす。風邪やインフルエンザ、まだまだ油断できないコロナなどのウイルス感染に注意しなければならない。

唾液は99%が水分。1%には100種類以上の大切なものが含まれる。免疫物質、抗菌物質。口の中に入ってきた細菌やウイルスにくっついてブロックしてくれる。身体の中に入り込まないように健康を守ってくれる。

空気が乾燥するこの時期、喉もカラカラになる。ストレスや、加齢によっても唾液は減る。免疫力の低下だけでなく、消化不良、口臭の原因になる。

食事中、ゆっくりと噛むことで唾液が出てくる。歯ごたえのあるものは唾液を出す力を高める。もちろん水分補給は絶対条件。からだや皮膚の乾燥にも必要だ。身体の水分が足りなくなると勿論唾液も出にくくなる。

口腔体操を続ける習慣をつける。口の周りや舌を鍛える。口を閉じて舌先で口のなか、歯ぐきやほっぺたの裏をなぞってみよう。朝、昼、夜など1日に数回やってみるといい。

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