高鹿真杉の介護よもやま話 「姿勢がいいと、いいことがある」 第288(2026年6月掲載)
2026年07月07日姿勢がいいと、いいことがある
背中を伸ばしなさいと子供の頃にはよく言われた。年を取ると背中が丸くなる。そして内臓が下がりやすくなる。猫背だと、胸郭が潰れて内臓がおしさげられる。交感神経が優位になり易く、自律神経が乱れ、不眠につながる。姿勢を保つ事は内臓機能だけでなくメンタルにも大きく関わる。
猫背で前かがみ、そんな姿勢を見るとわかるが、内臓が丸く縮こまっている。胃腸が圧迫され血流が悪くなる。食事の通りも悪くなり、便やガスも溜まりやすくなる。逆流性食道炎も姿勢が影響している。猫背で胸郭が圧迫されて酸素を取り込みにくくなり、横隔膜の動きが鈍くなる。姿勢を改善する事で胃腸の圧迫が減り胃酸の逆流が起こりにくくなる。背筋を伸ばせば、内臓に十分なスペースがとれて、内臓機能が働きやすくなる。
姿勢を改善する事で呼吸が深くなり、自律神経のバランスが整う。内臓機能も働きが良くなり、消化吸収の効率が上がり、血流がよくなる。いい事ばかり。日常のちょっとした注意で姿勢を良くしてこれからも健康でいたいものだ。


