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高鹿真杉の介護よもやま話 「指の不調の犯人は?」 第279(2025年9月掲載)

2026年05月05日

 指の不調の犯人は?

高齢になると、指先に不調を感じる。関節が腫れたり痛みを感じたり。上手く動かないのよねと言う人もいる。若い時にケガをした覚えもない。好きだった手芸や編み物も億劫になる。医者へ行って「年齢のせい」とか、「若い時に使い過ぎ」といわれる。仕方ないかーと諦める。

指の不調で代表的なものが「へパー伝結節」「ブシャール結節」「ばね指」など。年齢のせいとされてきたが実は近年になって関節の不調にはエストロゲンの減少が関わっていることが分かってきた。

へパー伝結節は指の第一関節の変形、腫れ屈曲、そして痛みを伴う。指の曲げ伸ばしが難しくなる。第一関節付近に水膨れのような粘液嚢腫(ミューカシスト)が生じる。曲げたときに痛みがあり、ものを掴みにくくなる。

ブシャール結節は第二関節の一部がへパーデン結節と同様に変形、、腫れ、屈曲が起こる。痛みは個人差が大きい。ともに指の変形性関節症に分類される。

ばね指は腱鞘炎の一種。曲げた指を戻そうとするとバネのように「かっくん」と弾けてしまう。指の付け根の痛みや腫れ、指の引っかかりが主な症状。

エストロゲンと言えば女性ホルモン。更年期になり、エストロゲンが急激に減少することで指の関節を包む膜がダメージを受けやすくなるのではないかという研究結果が出てきた。長い間、原因不明と言われてきた。どれも痛みを伴うため、辛い症状といえる。女性ホルモンの減少により出てくる症状は多くある。症状がどういうものか理解して、主治医と相談して対応しよう

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