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高鹿真杉の介護よもやま話 「血圧のこと」 第282(2025年12月掲載)

2026年05月05日

 血圧のこと

骨髄で作られた血液が血管を通り全身に血液を送っている。心臓がポンプの役割をして血液を送り出す。心臓から送りだされた血液が血管の壁に与える圧力を血圧という。心臓の収縮に伴って変動する。収縮期血圧は最大となる値が140mmHg以上で、拡張期血圧は最小になる値が90mmHg 以上を高血圧という。体を動かしたりちょっとしたことで一時的に血圧が上昇しても高血圧とは言わない。

血圧が高いだけではなにか症状がある訳ではない。自覚症状が無いまま進行する。高血圧を放置しておくと、動脈硬化を促進し、脳卒中、心疾患、慢性腎臓病など重大な病気に繋がることがある。つまり、血管が破れたり、詰まったりすることにより様々な病気の原因となる。

症状が無いとは言え、一部の人で頭痛、めまい、ふらつきや動悸などが顕れることがある。これらは危険な病気のサインである。これらの症状と同時に血圧上昇がみられる場合は早急に受診しよう。

高血圧は心臓から拍出する血液の量と、血管の硬さのバランスが崩れることが原因で起こる。高血圧により、十分な血液が送れなくなることで、からだに不調をきたす。血管に過度の負担がかかると圧力が増大するので、血管が硬くなってしまう。血圧が高い状態が続くと、血管に常に負担がかかる。血管の内側が傷つきやすくなる。そのため、次第に厚く固くなり、柔軟性がなくなりもろくなる。動脈硬化を起こしやすくなる。

これから日ごとに寒くなってくる季節。血圧高めの人は注意が必要。急激な温度変化により、血管が収縮し、血圧が急上昇する事がある。寒い季節には室内外の差をなるべく少なくしよう。暖かい部屋とトイレやお風呂の脱衣場等の温度差に注意して、暖かくする工夫をしよう。入浴も熱い湯は避けて長湯は禁物だ。

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