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高鹿真杉の介護よもやま話 「ペットボトル症候群」 第230回(2021年8月掲載)

2021年11月15日

言葉の通り、ペットボトルに入った清涼飲料水や炭酸水を過剰に摂取したために起こる病気のこと。熱中症対策で水分をこまめにとるようにどこでも言っている。まして、熱中症の初期症状は、コロナ感染症の症状と類似しているため、医療機関を困らせている。熱中症は7月~8月に多く発生する。昨年、熱中症の救急搬送は前の年の1.2倍。こまめに水分補給をすること。喉が渇く前に、積極的に水分を摂って欲しい。熱中症の対策は「暑いところを避ける」「こまめな水分補給」「暑さに負けない体力づくり」の3点に分けられる。
人間の体の大半は水でできている。生きて行くには絶対に必要な水。体内の水分量の5%を失うと頭痛等の症状が、10%を失うと筋肉のけいれんや循環不全などの症状が起こり、20%を失うと死に至ることもある。水分がなくなることが、どれほど危険かがわかる。外出時や運動の際はもちろん、起床時、入浴後にコップ1杯の水分を心がけよう。
スポーツドリンクや経口補水液も汗をかいた時は手軽でよい。しかし、多量に摂取するといけない。ペットボトル症候群は、スポーツドリンクや甘いジュース、清涼飲料水、炭酸水など糖分を多く含む飲料を沢山飲んだことで起こる病気。正式名称は「ソフトドリンクケトーシス」。症状は喉の渇き、尿量が多くなる、体重減少、倦怠感、イライラ感と言った兆候。目立った自覚症状がないのに、突然意識がなくなる事がある。
甘い清涼飲料水は500mlで約30~50g、スポーツドリンクで20~30g以上コーラは50g以上とも言われている。

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