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高鹿真杉の介護よもやま話 「見る力を守る」 第229回(2021年7月掲載)

2021年11月15日

急いで外に出ると、太陽の光がとてもまぶしくて思わず目を覆う。5年位前からなんとなく見えづらくなった。もやっとした様子が続くので眼科を受診した。白内障だった。高齢者の多くが白内障手術を受けている。とっても良く見える、期待したほどでなかった。と感想はまちまち。それぞれの目の状態もあるし、個人差もある。また、年齢も大きく関わっているらしい。
目のレンズが曇ってしまうのが白内障。目の老化が原因だ。そう、「目」も老化する。大抵は40歳ころから自覚しはじめる。45歳くらいで老眼鏡のお世話になる。パソコンやスマホが欠かせない現代では、さらに目を酷使することになり、眼精疲労に悩むことが多くなる。疲れについてアンケートをみると、ほとんど全ての人が目の疲れを感じている。
見たり、読んだり書いたりと目の大切な機能が集中しているのが黄斑部で、老化にはブルーライトによる視細胞の酸化が大きく関わっている。太陽光にも含まれるが、スマホの画面からも確認出来る。
クッキリとした視力を保つために必要なルテイン、ゼキサンチン。見る力を守る色素で天然のサングラスと言われている。網膜に多く存在する。ルテインはほうれんそう、ブロッコリー、とうもろこし、そばにも多く含まれる。またゼアキサンチンはレバー、卵黄、とうもろこし、ブロッコリー。目のために、食事にも注意が必要だ。
見る力を維持するために、目薬も活用。真夏の太陽からも守ってあげよう。

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