YOMOYAMA STORY介護よもやま話のご案内

高鹿真杉の介護よもやま話 「骨のことをかんがえる」 第231回(2021年9月掲載)

2021年11月15日

運動不足が続くと骨が衰えてくる。骨が衰えると病気になりやすい。身体の中心で柱のように身体を支える骨。硬い骨は重要な物をしまっておく金庫のような役割も果たしているそうだ。骨が衰えると免疫力にも影響がある。
新陳代謝を繰り返し常に新しく作り直されている。壊れる、作る、を繰り返す。歩くだけでも小さなヒビが入る。そして修復する。新しい物を作るために必要な事。
また、骨は筋肉にもかかわる。骨が衰えると筋肉も衰えやすくなる。運動不足など活力低下が続くと風邪から肺炎になりやすくなり、重度の病気にかかりやすくなる。
介護が必要になった原因でみると、認知症、脳研肝疾患に続き、転倒、骨折、関節疾患など骨や筋肉に関わる病気が4位から6位までとなる。筋力が低下する。つまづく、転倒しやすくなる。骨折しやすくなる。骨が弱ることで始まる負のスパイラルとなる。これを断ちきる方法の一つが運動。年齢とともに低下する骨密度も、骨の質も速度を緩めることはできる。
歩くだけでも骨には十分な負荷を掛けることができる。激しい運動でなくても大丈夫。1日8千歩を目指そう。1日家の中で過ごすのは骨によくない。
食事も大切。しっかりと栄養を摂って、骨を強くする。骨の健康を保つことは全身の健康にもつながる。踵落としも簡単にできる骨のための運動。今できることからでいいので実行してみよう。

recruit採用について

スタッフは常時募集しております。詳しくはお電話でお問い合わせください。

045-935-6020