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高鹿真杉の介護よもやま話 「気が付かないうちに口呼吸」 第237回(2022年3月掲載)

2022年04月01日

マスクが手放せない毎日、無意識に「口呼吸」になっていないだろうか。口で呼吸をしていると、マスクをしていても風邪を引きやすくなる可能性がある。呼吸は基本的に鼻でする。口で呼吸をすると風邪やインフルエンザに罹りやすくなる。さらに口が乾燥することで虫歯や歯周病の原因になるプラークが増えてしまう。自分で気が付かないうちに口で呼吸していることが多い。唇が荒れる、喉がヒリヒリするなどの症状がある場合は口呼吸をしている可能性がある。

舌の位置を確認してみよう。口を閉じて舌が前歯の裏にある、あるいはどこにも当たっていないなら口呼吸に菜っているかもしれない。舌は上あごのくぼんだ部分に全体がピッタリ付いているのが正しい位置だそうだ。舌の筋肉が衰えて下がってしまうと口の周りの筋肉が下を支えられない。口を空いた状態になる。マスクで息苦しさを感じ、つい口で呼吸する。マスクとって顔のたるみに驚く。話す事が減っている今、そんな影響もあるのだろう。顔の筋肉も衰えている。

鼻は吸い込んだ空気を綺麗にするフィルターとしての機能がある。鼻毛や鼻の粘膜で花粉、ウイルスなどの異物をとっている。また、空気の加湿機能もある。冬の冷たい空気をそのまま肺に取り込まないようにしている。口呼吸は身体の冷えにも関係がありそうだ。スポーツをしている時や、階段を上がったり、小走りになって口で呼吸をしてしまう。一時的な口呼吸は問題ないとして、できるだけ呼吸は鼻でするように気を付けよう。

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