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高鹿真杉の介護よもやま話 「重ね着」が温かい? 第258(2023年12月掲載)

2023年12月28日

重ね着が温かい?

環境省が、地球温暖化防止、省エネ、経済的なメリットから暖房時の室温が20℃でも快適な暮らし方、ウォームビズを推奨している。冬に、暖房に頼らず、衣服で調整して快適に過ごしていたい。

寒い時期はつい、重ね着をする。サロンド鹿鳴館にも服を何枚も重ねて来る人も多くなる。たくさん着ると温かく過ごせるのだろうか?

重ね着のしすぎは必ずしも防寒対策になっているわけ絵はない。重ね着の放熱量を調べた実験がある。一定の枚数を超すと、反って放熱量が増えていくという。下着、1枚重ね。4枚までは押さえられるが、それを越すと増えていく。布の厚さなどにもよるが、たくさん着ればいいというものでもないようだ。服を着て温かいのは、身体から出ていく熱を外に逃がさないから。いかに、着るもので保温をするかが大切なようだ。からだと衣服の間にできる動かない空気。素材では綿、ダウンなど。静止空気をたくさん含み素材自体の温かさを生み出す。機能性インナーなどは、薄手でも温かい。天然素材などは汗を掻いたときに一気に寒さを感じてしまうので、速乾性があり、温かさをキープできる機能性インナーは効果的。

寒暖差が激しい最近は、うまく組み合わせて、快適な毎日を過ごしましょう。

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