中山駅北口で高齢者福祉事業を展開する有限会社ビッグウェイブ（高鹿真杉社長）。

デイサービス事業所・サロンド鹿鳴館は介護予防や認知症予防に特化しており、多くの利用者から支持されている。同事業所では、介護認定を受けても「まだまだ元気でいたい」「自立した生活を送りたい」という人のために、「コグニサイズ」「くもん学習療法」「音楽療法」を柱として運動や脳を活性化させるトレーニングなどのプログラムを実施している。コンセプトは「住み慣れた町でいつまでも住み続けられるための支援」。事業所内は常に利用者同士やスタッフとの会話が弾むアットホームな雰囲気だ。コグニサイズなどのほかにも、軽度認知症テストや姿勢測定改善プログラムなどを取り入れており、「うちの利用者さんは介護度を維持している方がほとんど」と高鹿社長は話す。

また、毎週土曜日には関連するＮＰＯ法人笑顔が実施する横浜市総合事業「笑顔サロン」と連携している。「利用者さんにはいつも『いつまでも自分の足で歩きましょう』と話しています。そのためのサポートをしながら、ワクワク無理なく介護予防を目指しています」と高鹿社長。