高鹿真杉の介護よもやま話 「効果的にワクチン接種」 第245回(2022年11月掲載)
2023年06月30日コロナの感染者が増えているようだ。やっといつもの生活が戻ったと思ったが、油断はできない。ワクチン接種はかなり浸透してきているようだが、既に5回目を接種したという話も聞く。コロナのワクチンは定期的に接種するのだろうか?
この時期は、インフルエンザの流行が心配される。年末年始にかけて今年はどんな状況となるだろうか。コロナとの同時流行はならないといいと願う。インフルエンザは毎年10月頃からワクチン接種が行われている。いつもならまずインフルのワクチンといったものだ。
テレビでワクチン接種につてのコマーシャルを目にすることがある。少し以前は「肺炎球菌」ワクチン。そして最近は「帯状疱疹」ワクチン。多くの病気がワクチンで予防できるようになったのは、医学の進歩の成果だろう。
ワクチンのCMだが、帯状疱疹にかかったという話しも多いように思う。最初は赤く発疹が出る。あるいはビリビリ、チクチクしたような神経痛のような痛みがある。水疱瘡のウイルスが原因。日本人は9割がこのウイルスを持っていると言われている。疲れやストレス、加齢などで免疫力が低下すると、このウイルスが活発になり発症する。50歳から80歳までに3人に1人が発症すると言われている。夏の疲れや、コロナなどのストレスからだろうか?免疫が低下していると、まだまだ元気と思っていても、ある日突然帯状疱疹になるかもしれない。
多くのワクチンを一度に打つ訳ではないが、医師の指示の下、効果が出るように、タイミング良く接種したいものだ。