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高鹿真杉の介護よもやま話 「歩いて健康維持」 第244回(2022年10月掲載)

2023年06月29日

やっとコロナも少し落ち着いた様子だ。約2年続いた自粛もそろそろ終わりにしたいものだ。外出もままならず、大丈夫かなと思っても心配で、やっぱりやめておこう。そんな日々が続いた。仕事の帰りに寄り道をしようと思っても、すっかり疲れてしまってやっぱり帰ろうと家路につく。すっかり、運動不足や体力の低下が気になりだしてきた。こんなことではいけない、まだ暫くは続きそうなコロナを乗り越えられない。

とはいってもいざやるぞ!と何をしたらいいか迷ってしまう。そんな時、気軽にできる事が歩く事。世間でもウォーキングが注目されている。高齢者も気軽にできる、有効な運動だ。

しかし、漫然と歩いているだけではあまり効果は無い。かといってあまり意気込むのも逆効果だ。せっかく歩くのだから効果的な「歩き」を意識しよう。

まずやることは、歩数や、目標を決めること。自分の体調に合わせて決めるといい。家事や、ゴミ出しなども歩数に加えるといい。

足腰に痛みがあり、なかなか歩くのが難しいという人は少しずつ歩く事を初めてみよう。杖を上手に利用するのもいい。痛いところを無理することは厳禁。

転ばぬ先の杖と言うが、歩く補助にはとても助かる。杖を上手に使うと無理なく歩く事ができる。最近は杖の種類が豊富になった。一般的にT字杖と言われる1本の杖。花柄や、キャラクター物等もあり、外出の時に、洋服や靴を選ぶように選んでもらいたい。

杖のメンテナンスもしっかりとしていこう。かたかたと音がするので確認すると、長さ調整用のネジが外れていたり、壊れていたりする。杖の先にはゴムが着いている。減っていないだろうか。靴の底と同じ様に杖の先も減ってくる。減ったゴムは滑りやすく、タイルの床や、雨の日等はとても危険だ。ひっくり返して見て欲しい。

愛コムネットでも、杖のゴム交換をしている。どの程度なのか分からなかったら聞いてみるのもいい。

歩く事はサルコペニアの予防にもとても有効。自分の足で100歳まで歩くために、少しずつでも歩く事に意識をしてみよう。

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