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高鹿真杉の介護よもやま話 「異常乾燥注意報」 247回(2023年1月掲載)

2023年07月07日

20日以上雨が降らず、乾燥した日が続いた。あちこちで火事が起こっているニュースが後を絶たない。乾燥することで生活に影響がでる。
乾燥は、体にもさまざまな影響を与える。脱水は冬にも多く起こっている。ひとの体の半分は水分だ。たったコップ1杯程度の水分が減っても、ボーッとしたり、気分が悪くなったりする。脱水というと夏のことと思っていないだろうか。汗をかくから水分が足りなくなる。寒い冬は汗が出ない。寒いから喉が渇かない。だから脱水なんてない。と思っていないだろうか。
乾燥している冬は、夏と同じに体の水分は蒸発している。肌の乾燥、カサカサは気になるはず。乾燥であちこちがかゆくなる。冬は夏と同じくらい、それ以上に水分を摂る必要がある。
肌の中から奪われる水分量が増えて、どんどんカサカサの肌になってくる。暖房で室内の空気も乾燥する。更に肌の水分は奪われていく。電気毛布やこたつも肌を乾燥させる。うっかりとこたつでうたた寝をすると、脱水症状を起こし、大変な事になるので注意して欲しい。
うっかり忘れてしまうのが頭皮の乾燥。シャンプーはしっかりと洗い流し、爪を立てない様に洗い方にも注意する。ローションもあるので上手く活用しよう。

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