高鹿真杉の介護よもやま話 「ストレスはため込まない」
2021年08月14日何となく調子が悪い。どこが痛いとか、熱があるとかじゃないんだけど。季節の変わり目には体調不良を訴える事が多い。木の芽時なんていう言葉もあるが、気温の変化が激しかったり、天候不順が続いたりすると体のバランスが崩れる。自律神経がうまく働かず、何となく調子が悪いという状態が起こる。
たいしたことないと思っていても、ちょっとした事がストレスになり、自律神経が乱れる。肩こりや偏頭痛など、些細な不調があってもそのままにしてしまう。病院に行くほどではないし、きっと直ぐに治るからと重要なサインを見逃してしまう。ストレスとはストレッサーといわれる外からの色々な刺激に対して心や体に負担がかかった状態。日常生活で私達は多くのストレスを受けている。通常はそのストレスから回復する力が備わっている。
しかし、過度のストレスや、多くのストレスが重なる事でその力が発揮できず心や体が病気になることがある。
仕事と家事、子育ての悩みなどが重なる。過労や睡眠不足が続くと体が不調を訴える。肩こり、頭痛、下痢や食欲不振などの体の不調。こころも疲れて、やる気が起きなかったり、億劫になったりする。不眠からお酒やギャンブルなどの依存症に繋がることもある。
自分の快復力をアップさせるには、まずしっかりと休む事。しっかりと睡眠を取り、心と体を休ませる。眠れない時は規則正し生活を心がけよう。バランスのいい食事を摂り、適度な運動やストレッチを行う。
笑うことも大切。笑うことは免疫を上げる効果もある。